代表挨拶

株式会社十勝ｅスポーツ教育センター
代表取締役 大橋紘一郎

十勝ｅスポーツ教育センターのフリースクールは、最近までフリースクールに通っていたさまざまな高校生のアイデアから生まれました。

学校に行けなかった・行かなかった彼ら/彼女らと話をしていく中で、不登校のきっかけや理由はほんとうに様々でした。そんな中、見えてきた一つの共通点。それは「楽しくない」ということでした。

楽しくない理由は様々ですが、自分の居場所としてどうしても思えない。そこに行きたいとどうしても思えない。

家の中にずっと居たいわけじゃない。「行かなければならない」と思っている。行ったほうが良いだろうことも理解している。行きたくない理由や行けない理由のほうが大きい。気付いたときには、社会から切り離され、人と関わる時間も少なくなってしまっていた。

不登校において、学校に行けないことが一番の問題ではありません。 社会や人と関わりが絶たれて孤立して孤独になってしまうことが一番の問題なのです。

楽しくいられて仲間ができて、好きなことができてそこから学べて、新しいものを作っていけるそういう場所。それがあれば人は生き生きとしていけるのです。

かつて不登校だった高校生たちと話をしていて、「ここがフリースクールだったら良かったのにな」そうつぶやく生徒がいました。

だったら、ここをフリースクールにしよう。そうしてここ十勝ｅスポーツ教育センターのフリースクールは2023年6月生まれました。

そして2024年4月アップデート！かつて不登校だった子どもたちが名前やロゴ、イラスト、ホームページを作ってくれました。十勝ｅスポーツ教育センターのフリースクール「チルノ」へとアップデートいたします！

子どもたちの経験と思いをもとに、理想のフリースクールをデザインしました。来たいときに来て帰りたいときに帰る。時間割は自分で決めてやりたいことをやる。ここでの多くの出会いが無限の可能性につながる。

近い年齢の子どもたちだけでなく、高校生や大人もいる。優しい社会で優しい世界。こうだったらいいなが叶う。自分たちでよりよくアップデートしていけるそんなフリースクール。

なにより、「最強に楽しい」それを一番大切にする場所。

「最強に楽しい」とはどういうことか。それは、「最強に楽しい」ということを、一番に考えているということです。

まわりを見渡してください。「最強に楽しい」というのを一番に本気で考えている人や組織ってありますか？無いですよね。

何かをやらせるとか、させるとか、そんなのばかりだと思います。ここでは本気で「最強に楽しい」を一番に考えてください。

それが「最強に楽しい」ということです。

勉強もゲームもスポーツも友達と遊ぶことも、楽しいからやってました。楽しくなかったらやっていません。

具体的に「最強に楽しい」とは何なのか？と聞かれたら、「きっと自分の中に眠っていると思うよ」と答えます。

自分にとって最強に楽しいことはなんですか？

それを思い浮かべてほしいです。それを一緒にできる場所を目指しています。

この世界は、すでに無数の楽しいことが存在しています。それを仲間と一緒にやったり語り合うことは最強に楽しいと思います。

何故か人間は本気で遊んでいると、気が付けば色々と学び、それと同じものを作り出そうとします。

だからeスポーツ教育センターは「あそぶ・まなぶ・つくる」を大切にしています。

最強に楽しいことって、それが一見して大変そうであっても、できてしまうんです。

代表大橋のX:@miraru31